2016.06.10

検診の大切さ~月1回のセルフチェック

昨日、大阪市北区医師会在宅医療推進委員会が主催する『みんなで学ぶ健康法』で、乳腺外科医による『乳がんの最近の話題と治療の実際』のお話がありましたので、聴講してきました

現在、日本人の12人に1人が乳がんに罹患し、年々罹患する人が増えているとのこと、そして、乳がんによる死亡率も上がっているとのことでした。ただ一方で欧米では、死亡率が下がっているとのことです。

んっ?欧米で死亡率が下がっているのはどういうこと?と疑問を抱いていたら、ちゃんと説明がありました。

乳がんに罹患することは止められないけれど、定期的な検診を促進することで、早期に発見できれば、早い段階で治療ができ、結果的に死亡率が下がるといわれていました。

実際、欧米では検診率が70%を超えています。日本は30%台です

検診率.jpg

 ※えがおの森 ピンクリボンの『乳がんの基礎知識』でも、各国都の検診データを掲載していますので、ご覧下さいね

   → http://www.egaono-mori.jp/pink/breast/index.html

検診の大切さが伺えますね

またマンモグラフィーの検診を嫌がる人がいることにも触れられてました。

痛いですもんね ですが、マンモグラフィーの機械もどんどん新型がでてきており、痛さも軽減されてきているようです(※個人差はあります。)

痛いかもしれません!でも数分のがまんです!自身の安心のためにも、数分我慢をしましょう!

そして乳がんの発見は、半数が自己触診によるものだとのことです。ただ、自分でわかる大きさはかなり大きくなってきているので、そのため月1回のセルフチェック2に1回の検査が必要とのことです。マンモグラフィーは自身では気づくことのできない小さなしこりも発見でき、早期であれば治る確率も高くなるとのことです。

最近の手術についても、80年代は全体切除、筋肉もとる手術だったのが、90年代では、胸筋を温存する手術が主流となり、2000年代は、乳房温存で、傷あともわかりにくくなってきているとのことです。(※がんのできる位置、大きさ、体質等によっても個人差はあります。)現在は、無理に乳房を切除し変形するよりは大きく切除し乳房を再建するかたも増えているとのこと。これは乳房再建手術が保険適用になったことも関係するようです。

このように手術や治療方法もどんどん変化をしているようです

また最近、『遺伝性乳がん』をよく耳にしますが、これは、がん遺伝子を持ち、若年性の発症が多いそうです。3親等以内の親族に、乳がんや子宮系のがんを患った方がいる場合は、若いうちから検査をしたほうがいいとのことでした。

最後に『検診は継続が大事!』とおっしゃっていました。毎月セルフチェックをすることで、'あれ?前と何か違う???'という気づきが発見につながるとのことです。

セルフチェックについては、こちらをご覧くださいね。スマホからでもご覧いただけます。

http://www.egaono-mori.jp/pink/check.html

乳がんは、いまや誰にでも、どの年代にもなりうるがんです。ただ早期に発見すれば、治る確率の高いがんでもあります。

ご自身のために、ご家族のために、月1回のセルフチェックとと定期的な検診を心掛けましょう!

   

ページのトップへ

スマホ版トップへ